特別な感情を持ったら

いくら私自身が男性の多い高校と大学を卒業しているといっても、私が男性の誰かと外出しても、結婚以来一度として、夫から皮肉っぽく嫌味を言われたことはない。これは一般的に男性には難しいことのようである。しかし、私のように仕事を持つ者にとっては、ありがたいことであり、また必要なことなのである。男性からの情報やサポートがなければ仕事は非常にせばめられる。私の場合は、理科系の大学を出て研究所や大学で、男性と同じ仕事をしてきたから、友人や仕事関係の知人はほとんど男性である。逆にそれらの男性が、私の夫のことを気にしたり、気にする以前にめんどうであると思って、同僚としてつき合ってくれなかったら、どんなにか仕事がやりにくかったろう。いずれにせよ、私には何人かの男友達がいる。男性の友人というと、何か特別に考えがちだが、そのような特別な感情を持ったら長く普通につき合うことができない。友人の中の何人かがたまたま男性であるというだけのことである。正直に言えば、若いときはいろいろな感情を持つ男性もそばにいた。しかし、仕事をしていれば、好ききらいの感情を持つてなどいられない。お互いに気に入らない人とも一緒につき合っていかなければいけないのが職場である。少し気の合う人には、用事を頼みやすいというぐらいの差はあっても、感情のままにはつき合わない。いろいろな出会いがあって今、五十歳を越えてみると、淡々としたつき合いの男友達がいるのは、本当に幸せである。つき合い上手の秘訣あるとき、私の学生時代からの男性の友人を、あるワイγを楽しむ会に連れて行ったことがある。その会には、私の女友迷も入っていて、自然にその人を彼に紹介した。った。私と、その男友達とは、長い友人として、冗談も通じるし、仕事の相談もできるし、共通の友人の話もでき、話題は尽きない。しかし、紹介した女友達は、私とは親しくとも、私の男友達とは打ちとけかねて、何となく不彼女はリラックスしたのか、「楽しいわ。こんなに楽しくいられるのは滅多にないことで、私本自然なところがあるのは仕方がない。そして、会話も共通のテlマがない。少しお酒が入って、会が終わって、ちょっと飲み直そうかということになり、女友達も一緒に誘って別のバlに移当に幸せだわ」と言い出した。そして、「なのに、私の夫は:::」とぐちをこぼし始めた。彼女にとっては自然なのだろうが、これは、楽しく発展する話題ではないです。